光の子。 ― 2005年12月02日 00:27
幼稚園のクリスマス会に登場した、
気の早いサンタクロースから子供たちは皆プレゼントをもらった。
夜、仕事から帰った僕に、
息子がそのプレゼントを嬉しそうに見せる。
イラストの入ったマグカップ。
彼は、「これは、明日の朝になってからおろすんだ」
と大人びたことを言う。
イラストの横には、手書きの文字でこう書いてあった。
ひかりのこらしく
あるきなさい
なにか、息をのむというか、打たれるものがあった。
「人にあったら元気よくご挨拶なさい」
ではなく、
「知らない人について行ってはいけません」
でもなく、
「人を見たら泥棒と思え」
ですらなく、
「知らない人が近づいてきたら逃げなさい」
そんな情けない言葉が教育になってしまっている時代。
人を信じるこころは、どう養ったらいいんだろう。
サンタを信じ続けるにはどうしらいいんだろう。
それは、もう、奇跡的な力なんだろうか。
ひかりのこらしく
あるきなさい
胸が詰まる。
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